テンセグリティ
先週末に甲野善紀先生の合気道の解説番組を偶然見たのですが、そのときに話題となったのがテンセグリティ。この構造はフラーが考えたもので、tensile(張力)とintegrity(完全無欠、統合)の合成語です。スティック同士を結ぶワイヤの張力の均衡がとれると全体が安定した閉じた系に統合されます。以前からフラーとこの構造は知っていたのですが、実際どのようなものかを体験するのも良いなー、ということで今朝思い立ち、作り始めました。
最初は1時間くらいでできるかなーと目論んでいましたが、結果的には1日がかりの作品となりました(笑
最初は8本の割り箸を細いヒモで結んでいたのですが、どうもうまくいきません。思考錯誤の末、材料は最終的に
- 割り箸
- 輪ゴム
に落ち着きました。
割り箸の本数も6本に減らし、かなりの集中と時間を注ぎ込んで、できたのがコチラ!!
ゴムが引っぱり引っ張られることで見事に引き締まった構造に!頂点を触るとプニプニするのですが、局所的にプニプ二するのではなく、全体がプニプニする!
ヒトの身体構造もテンセグリティーだそうです。身体全体がひとつの安定した閉じた系となり、身体のテンセグリティー構造を維持して身体全体を総動員すると思わぬ力が出る。これはおもしろいぞと思い、いろいろググってみると以下のページにたどり着きました。
http://www.orionis.jp/2006/12/post_74.html
このシミュレーションはおもしろい!この考えは身体の構造だけではなくて社会構造も同様な構造になっているんじゃないかとか、もうちょっと考えてみるとおもしろいことがありそうです。
が、明日があるので、また明日。
参考